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こんにちは。
RJC以来更新がなくごめんなさい。 最近はちょっと色々大変で、もう本当大変です。 ここ1週間ちょい平均睡眠時間1hくらいかも。 その理由が今回のネタなんですが、始めに言っておきますとあまりいいネタではありません。 嫌な予感がする人、動物好きな人は見ないほうがいいかもしれません。 つらい記憶を呼び覚ます可能性があります。 しかしペットを飼っている人、これから飼う予定のある人は 勉強の意味で見て頂ければ幸いです。 まぁまぁ何があったかってーと、まぁ色々。 基本的にはペットの猫中心。 我が家には3匹の猫がいます。 お父さん猫(けい君)とその娘2匹(くぷちゃん、みるくちゃん)の計3匹。 今回はその3匹が主人公。 けい君は嫁に非常になついていて、猫のくせに呼ぶと走ってきたり、 夜は寝るよと布団に入ると必ず嫁の上にくるくらいベタベタ。 おれらのスリッパをこっそり引きずって持って行き、ガブガブ噛むのが癖。 くぷはおれに懐いている様子。なぜか顔を舐められたり、トイレに立つと後を着けてきたり。 風呂に入れば脱衣所のドアの前でお出迎え。帰宅時も玄関でお出迎え。 みるくは気分屋。特別懐くわけでもなく、来たい時にそばにくる感じ。 なんとなくキャラ的にいじられキャラであり、いつもくぷにいじめられている。 そんな家族の数日間のノンフィクションストーリーです。 たいして見てる人いないだろうけどこれを見て少しでも同じ経験をする人が減ることを、 心から祈ります。では、以下簡単にまとめたもので。 4月25日 3匹元気にぬっこぬっこ。 4月26日 朝、強烈な子猫らしき鳴き声で目覚める。 嫁を起こし、どう思う?とたずねる。 数分後、突然嫁が消える。 さらに数分後、携帯の端末の箱に入れられた、生後約1月の黒い子猫を持って嫁帰還。 ミルクをあげて猫洗う。里親を探すことに。 まだちっさいので里親が見つかるまで、とりあえずチビと命名。 4月27日~5月3日 連日に及ぶチビの狂ってるばりの夜鳴きに悩まされる。 それに加えおれがFEZにはまりだし、睡眠時間が急激に減る。 5月4日 くぷがこの日、2回も謎の嘔吐。しかし餌は吐いてなく、黄色い液体だけを吐き出す。 なんか変な違和感を感じつつも、あいかわらずチビがうるせえ。 この頃になると、スカイプでもあご=猫の泣き声と、チビは一躍有名猫に。 5月5日 朝、子猫の異変に気が付く。 なんで?ってくらい痩せた感じになり、ちょっとくにゃくにゃしてて弱った印象を受ける。 夕方になり、めずらしく静かに寝たままのチビにミルクをあげる。 しかし若干飲みが悪く、人生の9.5割を猫と共に過ごし、 猫経験値ランカーとして名高いあご氏に嫌な予感がよぎり始める。 数時間後、違う餌をあげてみようとゲージから出そうとすると、明らかに様子がおかしい。 冷たい。急激に体温が下がっている模様。 あわてて取り出すも、すでに自力で立ち上がれない様子。 即効で暖め、ミルクをあげようとするも、まったく受け付けずすべて流れ落ちてくる。 大丈夫大丈夫と嫁が子猫を抱っこしながらローグで狩り。おれはFEZ。 約1時間後、戦争に熱中していると、隣が「おい?おい!おい!!」と突然騒ぎ出す。 背筋に冷たいものが走り、言葉が出ず、様子を見ていると「死んじゃったー!」と泣き出す嫁。 お前は何を言っているんだ。とミルコばりの返しをするも、「だって、目が・・・」と顔を見せられる。 目は見開いているものの、動向が完全に開いている。 ずっと抱っこされていたため、暖かさは残っているが、 その表情は固まり、肉球や耳が一瞬で死を感じさせるほど冷たい。 しばらくし、短い生涯を終えたチビをタオルに包み、くぷとみるくの兄弟が眠る公園へ。 兄弟達のすぐ近くに穴を掘り、埋葬する。 突然の死を受け入れられず、自分の無力さに怒りと後悔を感じ、呆然としているうちに朝になる。 この日もくぷが2度の嘔吐を見せる。少し元気もなくなってきた? しかしチビの死による悲しみが強く、あまり考える余裕がない・・・。 やはり違和感を感じるが、なにかはわからない。 5月6日 朝から嫁とチビの思い出話を語り、お互いやめたい話だが、やめることができず暗くなる。 死因はなんだろう。餌が悪かったのか。餌を与えなすぎたのか。どこか悪かったのか・・・。 お昼になり、いつも通り餌とスリッパを交互にガブガブするけい君を見て、 ここ数日の違和感を思い出し、また背筋に冷たいものが走る。 くぷの嘔吐物は少量の液体。餌が一切混じっていない。 水分は?ここ数日水を飲んでる姿を見たか?と嫁にも疑問を投げつけるも、わからないとの解答。 一気に不安がよぎり、くぷを抱きかかえると、明らかに軽くなっている。 体温も高い。力も弱い。普段は一番活発なのにどっかしらの隅っこでじっとうずくまろうとする。 餌を食べさせようとするも、臭わせただけでオエッってえづく。水も同様。 これはまずいとスポイトで無理やりミルクを飲ませる。かなり苦しそうだがなんとか3本分飲ませる。 その後また、隅でうずくまっていると、トイレに行き、下痢をする。 朝までタオルでくるみ、ひざにのせ様子を見る。 5月7日 少し仮眠を取り、くぷの看病。 ストーブをつけてとにかく暖める。FEZに接続する気も起きなくなる。 途中、自ら水のみ場に歩き、飲もうとするも飲めないのかその場で座り込む。 しばらくして力なくひざの上に戻ってくる。 脱水症状はかなりまずいので、またもスポイトで強制的に水を飲ませる。 しかし昨日よりも明らかに嫌がり、辛そう。 最終的には嫌に嫌がってうんちをもらしちゃう始末。 夜になり異臭を感じ、様子を見に行くと、くぷがおもらしをしている様子。 トイレに行く気力がないのか、至るところで放尿。 しかし力いっぱいではなく、垂れ流しているような感じで、恐らく制御できていない。 時期的にペットを預ける人が多く、難しいとわかりつつも病院を探す。 同時に不安でしょうがないため、症状を基に検索検索検索。 出てくる言葉は、重篤や、余り望ましくないや、高い死亡率、ウイルス、特効薬がない・・・等。 ようやく病院を決め、朝まで夜通しの看病。途中くぷが歩こうとするも、歩けていない。 あと5時間だよ!あと4時間だよ!がんばれ!あと少し!とくぷに言い聞かせ、開院時間を待つ。 5月8日 朝一に予約を取り、ようやく来院。 やせこけて軽くなり、明らかに弱ったくぷを連れ、隣町の動物病院に。 すぐに診察を受け、ここ数日の異常や心当たりをすべて話す。 治療をするにも原因がわからなければ・・・と、とりあえず血液検査をすることに。 数時間検査のため時間がかかるとの事で、くぷを預け嫁と飯に。 お互いになんかよそよそしく、明るい話題ばかりを話す。恐らく向こうも同じ気持ちなのだろう・・・。 検査結果の電話が入り、再度来院。 自分でも色々検索し、さまざまな可能性を調べ、勉強していたが診断はいかに・・・! 血液検査で出た結果は予想していた中でも最悪な結果だった。 検査値では数項目で異常値を示していた。 しかし原因不明な物が多く、元凶を掴むには材料が足りないと言う、なんともな結果。 ただ一点。明らかな異常。 血液中の白血球にありえないほどの減少が見られた。 0ではないものの、限りなく数が少なく、しかも成熟した白血球ではなく、 急いで作られたかのような白血球がほとんどの割合を占めているとの事。 この病気は自らの検索でも常に一番上に出ていた、最悪の症状。 それはパルボウイルスと言う、非常に強力なウイルスに感染する事によって起こる 猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症と言う病気だった。 この症状にかかると、子猫の場合90%の確立で突然死。 体力バッチリな成猫でも感染すれば50%~60%の確立で死に至る恐ろしい病気。 加えてくぷは、まだ1歳未満という成猫とは言いがたい微妙なお年頃。 しかもこのウイルス、60度のお湯で1時間煮沸されてもけろりと生きる高Vitウイルス。 又、生命力が異常に強く、空気中に半年~2年も行き続け、洗剤なんかでも殺せない。 人間には感染しないものの、靴の裏などから運び込まれ感染することもある。 その感染力もかなり無双。空気感染でもほぼ100%同居猫に感染するほどとの事。 なんか回りくどい院長の説明に頭が来て、「スパっといえや」とまじになって問い詰めると、 発見が早期だったのが不幸中の幸い。 しかしどんなに手を尽くしても生存確立はよくて五分五分とのこと。 このウイルスを直接除去する方法はなく、猫に抗生物質や点滴やお高い薬を投与して 自己回復力を手助けし、体がウイルスに打ち勝つのを待つ方法しかないとの事。 そして内容は、3日間の入院ガチンコ勝負。 最善の治療を施し、3日間生き残ることができて、白血球数が正常値に戻れば勝利。 しかし今の状況的には3日持つかどうか・・・。って感じ。 しかもその治療にはかなりの費用がかかるとの事で説明を受けると、 走馬灯のようにいろんな事を考えちゃうくらいの内容。口あきっぱでした。 もちろん、その費用を払っての最大生存確率なので、無駄になる可能性も高い。 倍プッシュも使えない。 まさにすべて勉強してきたような内容だった。 常に最悪のケースを考えるのがクセのため、頭の中で何度もリピートしていた内容が、 まさに今、目の前の院長から聞かされているような感じだった。 お互いに動揺は見せるも答えは当然一つ。 くぷを信じ、辛くてもできる事をしてあげようと団結。 そしてウイルスは恐らく、先日天に上ったチビの急死と関係があるだろうとの事。 上記にもあるように感染力が鬼無双なため、非常に強い薬品での殺菌が必要との事。 幸いにもけい君はワクチンを接種していたため、感染の確立はきわめて低い。 しかしみるくは高確率で感染の恐れがあるため、迅速かつ慎重な対応が必要であった。 もう本当頭の中不安だらけで、何を考えても不安しか浮かばないような状況。 病院内でも感染予防のため完全隔離され、1匹ぽつんと寂しく元気のないくぷに面会し、 涙を必死に超こらえつつ、エールを送りダッシュで帰宅。 一番うるさいやつがいなくなったのが気になったのか、残りの2匹は落ち着かない様子。 何かすがれる物はないか・・!とリサーチしてると気づけば深夜。 しかしくぷが心配で眠れるわけがない。が、ここで・・・。 本当血の気が引くとはこの事だと思った。なんかまじもう逃げ出したくなった。 夕方から寝ていたみるくが起き出し、吐いた。それもくぷとまったく同じような嘔吐物。 それは確実にみるくも感染していることの知らせだった。 5月9日 寝ている嫁を起こすが、次の日バイトだったため、すげえキレられる。 「ねぇ、まだ起きる時間じゃないんだけど・・・。」って言われる。わかってる。 涙目になりつつも今度はみるくを看病。 朝になり、嫁が起きて、くぷと同じ費用になる可能性が高いことを話し、戦う事を決める。 開院前に即効電話するも、院長はまだいないって言われる。開院時間には来てるとの事。 あたりめーだろ院長てめえ・・・!モーニングコーヒー飲んでんじゃねーぞ!! って思ったらちょっとお待ちくださいって言われてなんと院長登場。 神タイミングすぎだろwwwと喜ぶも辛い現実を話す。 当然予想は当たる。しかし休日のため、予約がすごいことになっているそうで。 でもここで院長パワーがついに炸裂したのか、11:30に来てくださいとの事。 ありがたさに胸がいっぱいになり、すぐに準備を始める。 が、本当正直ここからの記憶がない。 キャリーバックはくぷの時に病院に置いてきたからリュックにいれていこうと リュックを出したのは覚えてる。みるくをくるむタオルも出した。ここまで。 はっと気が付くと、12時ジャスト。 仕事でも遅刻はしたことないのにこれは・・・!と急いで電話する。 おれ「あのぉ、ちょっと急用で11:30頃連絡したら話中だったみたいでぇ・・・。」 受付「あっ、それは申し訳御座いません。」 おれ「ああ、いえいえ、それでですね、時間をずらして頂けないかと・・・」 受付「アッ、えーと午前の診療時間は13時までとなりまして・・・」 おれ「アッ、あと1時間はかかってしまうんですが・・・」 受付「アッ、ではちょっと・・・アッ、少々お待ちください。」 ~保留~ 受付「お待たせしました。急いだほうがいいとの事なので13:30にお待ちしております。」 おれ「わかりました。」 院長。あんたが天使ならおれは間違いなく悪魔だ・・・! とりあえずみるくにもすげえ誤ってダッシュで準備し、ダッシュで向かう。 まだ元気のあるみるくはリュックからの脱出を試み、ジッパーとジッパーの隙間から鼻だけ出して なんか変なの出てますよと、周囲を驚かせる離れ業を見せるもなんとか到着。 もちろん客は誰もいないため、即効で呼ばれる。 まずはくぷの経過報告。 まだ安心はできない現状維持な状況。 すると先生の席のすぐ後ろの扉を院長が開けだす。3畳くらいの部屋の中のゲージにはくぷが。 ここで隔離させてもらってるとの事だったが、中を見るとなにやらお風呂な雰囲気。 恐らく犬とか猫のシャワー室なんだろうが、すのこを引いてわざわざ隔離施設を作ってくれたぽい。 そこにはもう一つゲージがあり、くぷと同じ設備、生年月日が書かれている。 事前の勉強でもこの病気は入院を断られる可能性が高いとあった。 それは感染力が非常に高いため、隔離施設が必要不可欠だから。 常連でもなく、時間にも遅れ、出会って2日目のあご一家のために、使用感のまだ残る 院内の施設一つをつぶし、隔離施設を作ってくれた院長の優しさに本当に泣きそうになった。 声でけえとか眼鏡分厚いとか最近みなくなった芸能人に似てるとか思った事を深く反省した。 くぷと面会すると、油断はできないものの、院長的には少し回復したかも?との事で 「くぷ?」と呼んでみると「にゃー」と反応が!ここでまた泣きそうになった。 ご主人の声に反応してますね^^と院長。まじ今なら抱かれてもいいと思った。 次にみるくを診察してもらう。かなり高熱ではあったものの、みるくはまだ元気な状況なので、 とりあえず血液検査をしてみる事に。 大体概要は押さえてるので部分的な検査にすると言われ(完全検査じゃないので安い) 再度感謝しつつもみるくを預け、病院を後にする。 数時間後、検査結果の電話が来る。内容はやはり最悪だった。 みるくの場合は白血球がほぼ全滅状態だった。 くぷには見られた新しい白血球もみるくには見られず、院長いわく、 発見が早期すぎたので、症状が重篤になるのはこれからかと・・・。と報告が。 もう任せるしか手がないので、くぷ同様の治療をお願いする。 帰ってくると、いつも静かなけい君が今日は鳴くわ鳴くわ。 いつもはびびっていかないベランダを歩くわ、ドタドタ走り回るわ。 寂しいのかなぁとか思ってたけど、記事書いてるうちに思い出して、分かってきた。 ベランダはみるくが大好きな場所、走り回ると元気なくぷがそれをいつも追っかける。 それはおれらにとってもけい君にとっても日常の光景だった。 きっとそんな日常がまた来るのを待っているんじゃないかと思った。 けい君はすごくやさしい子で本当に驚くようなエピソードがいくつもある。 そんな子だからこそ、隠れてないで出ておいでって、一緒に遊ぼうぜ!って言ってる気がする。 ここが今現在。 まだこの先どうなるのかもまったくわかりません。 今日も明日も不安で眠れないでしょう。 結局何が言いたいかってのはないんですが、なにかの時に参考になったり こんな時自分なら・・・!とかこんな事もあるんです・・・。とか感じてもらえるように できるだけリアルに書いたつもりです。 今、一番感じていることは、悪さしたり、うるさかったり、むかついたり・・・。これも日常。 ですが何をしようとも元気な事が一番だったんだ。そう強く思っています。 きっと子供もペットもそこは本当同じだろうなって思った。 何をされても憎んじゃいけないって強く思った!! ゲームのブログで何書いてんだこいつはって思うかもしれませんが、 不快感を与えたのであれば深く謝罪します。 自分でもよくわかっていませんが、子供のような存在がこうなってしまい、 結構参ってるんじゃないかと思います。 なんでか分からないけど書きたい気分になったので書かせてもらいました。 みるくの入院後、突然ろーちゃんから電話があり、遊びに来てくれました。 もちろん事情はまったく知らないですし、話もしませんでしたが、 なんかすごくひさびさに笑えた気がしました。本当にありがとう・・・! シュークリームうまかった・・・!あと紅茶も・・・!もう一個のやつはまだ食ってない・・・! それと、誰が見てるかわかんないけどスカイプなんかでチビがうるせーにもかかわらず、 かわいいってフォローしてくれたり、かわいがってくれたり、 調子が悪くなったときに色々アドバイスくれたりしたみんな。 まじでありがとう!本当に感謝しています。 恐らく人の手によって一人ぼっちにされたんだろうけど みんなにかわいがってもらえてチビは本当に幸せだったと思います。 最後は一人ぼっちのチビに救いの手を差し伸べた嫁の腕の中で、静かに眠りました。 俺自身も混乱し始めてる中で話を聞いてもらえて、本当助かりました。 入院中の2匹が戻ってきたらまた、スカイプなんかで元気な声をお届けさせて頂きます! とりあえず今心に決めていることは、あの動物病院に何かピンチが訪れたとき 驚くほど力になってやろうと言うこと!できることならなんでもしたるわ!! ただ嫁はやっぱり声がでかくて頭が痛くなるから院長嫌いみたいです。 長々とご観覧頂き、誠にありがとうございました。 暗い話で大変恐縮ですが、ぐっすりと安眠できるまで頑張ります。 応援宜しくお願い致します!!
by agonpvp
| 2009-05-10 04:10
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